a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

映画『ブラッドダイヤモンド』を見る

暖かくなった。夫と一緒に春の洋服を買いに出掛ける。
家でも洗えるデニムのジャケットにした。“汚しん”の夫には洗えるのでないとクリーニング代が勿体ないからである。
ついでに、バックと帽子も買った。帽子は上等のは要らない。これも良く忘れて来るからで、勿体ないから安いので良い。バックはちょっとおしゃれなのが見つかった。これも又すぐ汚すだろうけど。
昼食を済ましてから映画を観た。
『ブラッドダイヤモンド』
1999年、アフリカのシエラレオネでは凄まじい内戦が続いていた。レオナルド・ディカプリオが演じる主人公ダニー・アーチャーは、ダイヤモンドの密売をして荒んだ人生を歩んでいる。
ダイヤモンドは白人の宝飾品として高価に売れるが、アフリカの黒人達は貧しく、お金は紛争のための武器になるのだ。
反政府軍によって、村を襲撃されて家族が散り散りになったソロモン(ジャイモン・フンスー、アミスタッドに出ていた黒人俳優)は反政府軍に捕らえられる。
ダイヤモンド採掘の労働を強いられているが、ある日100カラットは有る大きなピンクダイヤモンドを見つける。
洗脳されて武器を持たされて平気で殺人を繰り返す少年兵、大勢の難民キャンプ、虫けらの様に平気で殺戮をする凄まじさ、映画は余す所無くアフリカの悲劇を描いている。
ニューヨークからやって来た女性ジャーナリスト(ジェニファー・コネリー)が絡んで、感動的なラストまで息を抜けない。
涙を流しながら、手に汗をしながら、目を見張って大きなスクリーンを見つめていたら、目が充血して痛くなった。