a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

玄米と味噌と野菜

今朝の天声人語は棚田で収穫して食べた玄米の美味しさに付いて述べていて、宮沢賢治の『雨にも負けず』の詩の中の1節にも触れていた。
“一日二 玄米四合ト 味噌ト 少シノ野菜ヲタベ…”の下りである。
以前は、こんな貧しい食事で気の毒だなと思ったのだったが、今読むとこれは正にマクロビの食事。
玄米は勿論有機栽培だし、味噌も輸入の怪しげな大豆ではなく由緒正しい物だろうし、野菜も虫が食っていたかも知れないけれど、宮沢賢治は素晴らしい食生活をしてたんだ。
今私が元気で体重を49kgに維持し続けているのは玄米のお陰。
でも、有機栽培の玄米を取り寄せているし、お味噌も野菜も同じことで少々高く付く。その点でも昔の人は贅沢に暮らしていたことになる。
現代人は早くこの事実に気付いて、農薬まみれの白米や野菜、怪しげな輸入品や添加物が一杯の食材から離れるべきだ。将来を担う子供達の為にも。

なお、天声人語の執筆者には、圧力鍋で炊く方法を教えて上げたい。
前の晩から水につけて土鍋で炊いたと有るが、圧力鍋だと玄米を洗ってすぐガスコンロに掛けて、1時間も有れば柔らかく美味しく炊ける。