a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

同窓会のコーラス

同窓会館へコーラスの練習に行く。
このグループの特徴は、ソプラノが異常に多いことだ。30人近くも居る。
男声も少ないがアルトはたったの7人。他のコーラスグループでも歌っているベテランばかりだが。
先生はソプラノさんに「バランスが悪いからアルトに変わって下さる人は有りませんか?」と聞かれたが誰も動こうとはしない。
「一人づつ歌ってもらおうかな?」
皆一斉に「いやー」。
ソプラノが、澄んだ高い音が歌える人のパートである事を自覚していないのだ。
言わばじゃまばっかりしている人達が大半で、本当に声の出ている人の足を引っ張っている。無理も無い。ソプラノの平均年齢が多分75才以上で、友達に逢う為おしゃれをして出て来て、ついでに楽しく歌も歌いたい、難しい低音部はごめんだ、と思っている人が殆どなのだ。
それでも会費は払って下さるし、先生方のコンサートやオペラのチケットも買って下さるし、何と言っても同窓会主催の同好会だから、厳しい事は言えない。
そんなこんなで、今日も楽しく歌ったのだった。