a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

びっくりした

昨夜、英会話が終わって食事をしようと思ったが夫がまだ帰らない。
もしかしたら、俳句の仲間と一杯飲みに出掛けたのかなと1人で食事をしようとしたら、電話が掛かって来た。
夫の仲間のTさんからで、夫がレストランのトイレで立てなくなったので、救急車を呼んで今『日赤病院』に居る、と言うではないか。
主宰と、俳人のAさん、Oさんも傍に付いていて、今血液検査をしてもらっているとのことだ。
驚いて、あたふたと準備をして火の元確認、セキュリティーをオンにしてタクシーを呼ぶ。タクシーの運転手さんは「今からお出かけですか」とのんびりしたお愛想をいってくれた。難波からタクシーで病院へ行く。
9割はお腹を壊したか、おしっこをした後、気分が悪くなって立てなくなって大した事は無いだろうと思ったけれど、残り1割は4人も傍についているということは、相当深刻な状態じゃないかと不安を抱いていた。
着くと夫はベッドで点滴を受けて居て、元気にしゃべっていたので、拍子抜けしてしまった。
救急病棟の谷口先生が、夫の状態を説明して下さった。「今の所何の異常もないので、もう心配有りませんが、もしかしたら排尿失神に近い症状だったのかも知れませんね」とおっしゃった。
夫は20年前にも飛行機のトイレでひっくり返ったことがある。
昨夜は温かいのに夫はセーターを2枚も着て厚手の下着を着込んでいたので、暑くて気持ちが悪くなったようだ。
夫の掛かり付けの岡本先生宛に手紙を頂いたので、今日岡本医院に診察を受けに行った。
何時もと変わらないので、平常に生活しても良いとおっしゃられてほっとした。「外でトイレを使う時は気をつけなさい」と言われた。
それにしても、夫の友人達は2人も救急車に同乗して、後の2人も後から来たらしい。酔っぱらっていたし、少々野次馬的な好奇心も有って救急病院の見学に来た気配も感じる。
俳人達は救急病棟の様子を観察し、きっと良い俳句をひねり出すことであろう。
Tさんは一人お酒を飲んでいないので冷静で、「大騒ぎして救急車を呼んで奥さん怒ったはるのと違うやろか」とおっしゃったので「決してそんなこと有りません。大したことが無くて笑ってられますけど、もし深刻な事態になっていたら大変でしたから、感謝しています。皆様に付いてもらって心強いです」とお礼を言った。
夫には俳句の会の後の飲み会参加の禁止を言い渡した。