a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

少女パレアナ

3日分の洗濯をする。家の洗濯機は時間が掛かるが1度に大量のものが洗えるのが特徴なので、なるべく溜めてから洗う事にしている。電気代、水道代の節約になる。
夫は暑いのに俳句の会に出掛けた。
静かな午後は読書に費やす。
娘が買った本『少女パレアナ』。
1962年に村岡花子が訳している。原作者エレナ・ホグマン・ポーターは1863年ニューハンプシャーに生まれた。1913年に出版された『少女パレアナ』は評判を呼び、パレアナに肖って至る所に『パレアナ』という名前が使われたという。
パレアナは11才で牧師の娘、反対を押し切って結婚した良家の出の母は亡くなり、父も死んでしまって孤児になる。西部の町から遥々叔母の住むバーモンドに引き取られた。叔母パーレーは独身でお金持ちだが気難しい独身。
姪を引き取るのはとても嫌なのだ。
このパレアナが逞しく可愛らしい。どんな辛い事も歓びに変えてしまうという、亡き父に教わった遊びを実行して、誰の心も変えてしまう不思議な少女。

笑いながら読んで、暑さを忘れるのに相応しい物語である。

少女パレアナ (角川文庫クラシックス)

少女パレアナ (角川文庫クラシックス)