a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

紅葉の季節

a-doll2008-11-17

私の住む町は比較的新しい住宅地なので、どこも道幅が広く街路樹が植えてある。
病院の送迎バスで病院への往復、色を塗ったようにどの街路樹も見事に紅葉していた。近づく冬に向って最期の命を華やかに彩って輝いているかのようだ。赤い順番にさくら、ハナミズキ、南京ハゼ、唐カエデ、ケヤキ、アメリカ楓。バスが道を曲がるたびに、違う紅葉した街路樹が見られる。
CTスキャンを受けて家に帰ると、我が家のもみじもかなり黄色くなっていた。いつも勝手口から出入りしているので気付かなかったのだ。
午後、夫の病院へ行く。
車椅子で廊下を散歩していたら、看護士さんのKさんが居て「Aさ〜ん」と手を振ってくれた。夫は満面に笑みを浮かべて嬉しそうな表情をした。
車椅子を押してくれていた主任のSさんは「私には笑ってくれないよね」とすねている。
夫は、Kさん、Nさん(2人の看護士さんはよく似た雰囲気なのだが)にはリラックスするのか、言葉が出たり、笑ったりするみたいだ。
筆ペンで字の稽古をする。15分程もすると嫌になるみたいだ。勉強嫌いは発病前と同じだ。
写真は裏庭のブルーベリーの紅葉