a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

送迎バス

娘は息抜きに友達と出掛けたので、病院へは送迎バスで往復した。
金剛の駅まで乗せてもらえるので便利。
帰りのバスに乗り合わせる人は皆見舞い客か家族である。車の運転が出来ない私以上の世代ばかり。
同じ様な病気で入院している夫の元を訪れた帰りで、同様に疲れた顔をしている。
朝からずっと雨だったのにやっと上がって、太陽が顔を出した。
「お天気になって嬉しいわ。お陽さん見たら元気になりますわ」という人が居た。
本当にそう。明るくなると気分は晴れる。
病院で友達になったらしい人達の会話が聞こえて来た。
「お宅の方がまだ**出来はるだけまだうっとこよりましやわ」
「そんなことないわ、うちはようしゃべれへんし」と、まるで参観日の帰りに子供の話をしている様な雰囲気だ。
「うちは元気な時から無口やったから、しゃべろうと思ったらもうちょっとしゃべれる筈やけど」とか・・。
私は後ろの会話を聞きながら、うちの夫はしゃべりやったのにしゃべられへんのや・・・と一人思っていた。