年に1度のガス給湯器の保守点検をしてもらった。天井に取り付けてある空調の器具も点検してくれて、ついでにフィルターの埃を強力な掃除機できれいにしてくれた。保守点検契約には器具の掃除は入っていないが、今日の人は、汚れを見ると掃除をしないでは居れない性分なのだそうで、私はお陰で得をした。
彼が云うには、この性格の所為で、最近婚約者に逃げられたのだそうである。
2人が住む筈のアパートが余りにもきちんと整えられているので「私の居場所がない」という理由だそうである。贅沢な女性だ。私ならそんな男性と所帯を持てば楽だろうし、嬉しいと思うけれど。
ハンサムだし背が高いし汗をかきながら仕事もきっちりやって、何の文句が有ろうか。
彼が帰ってから、扇風機を出した。何と昨年は掃除もしないで、そのまま物置に放り込んであった。彼の様な夫ならきれいに掃除をしてしまっておいてくれるのだろうな。と思いつつ、どっちみちもう夫は居なくなったのだから、掃除をしてくれようが散らかしやであろうが、もう関係無いのだけれど。
という訳で、扇風機もきれいにして夏の準備は完了。