a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

キャロラインの物語

a-doll2009-11-26

暖かくて余り気持ちが良いので歩いて整形外科に行く。良いお天気で暖かいから外出しようと思うのは世間の人は皆同じなので、医者は超満員だった。
午後はコーラスに。
今、読んでいる本は娘の本だが、ローラ・インガルスの母さんであるキャロライン・クワイナーの幼い頃の物語で、作者はマリア・D・ウィルクス。詳細な資料を元に、開拓農民の家族の愛が溢れる物語で、貧しくても家族が力を合わせてく困難を乗り越えて行く様子が、生き生きと描かれている。1839年に生まれた主人公のキャロラインは6歳、場所はウイスコンシンから始まる。
6冊のシリーズで今読み始めたばかりだが、子ども達の様子が愛らしくて楽しめる。その上挿絵ダン・アンドレイアセンが素晴らしい。
厳しい自然の中で、子ども達も大人を助けて良く働き、良く勉強もして健気である。
穴の空いた古い靴しか無くて、洋服もお古、洗いざらしで赤い色がピンクになっていて、成長に間に合わなくてツンツルテン(こんな言葉今も使うかな)。それでも刺繍をしたり歌をを歌ったりして明るい。
日本も昔は貧しかった。
でも、日本の貧しさと何かが違う。飢饉になると娘を売ったりして何か暗いイメージが有るが、この物語を読む限りアメリカ開拓農民は明るい。何処が違うのだろう。
キリスト教の信仰が支えているからだろうか。
毎夜、読み続けるのが楽しみだ。