人間には未来は予知出来ない。
今日日曜礼拝のお説教の中で、牧師先生が例え話に出された話は興味深かった。
梅毒の父と結核の母の間に、子供が多く居る。１人は結核を患い、１人は亡くなり、１人は盲目、１人は聾唖。母がそんな状況で妊娠した。「あなたならどうアドヴァイスをしますか？」と問われた。今の常識なら「堕胎手術をした方が良い」と答えるだろう。
もしそうなっていれば、ベートーヴエンはこの世に居ない。
べートヴェンはそんな状況で５番目の子として産まれた。
今日は「キリストの予知とあなたの未来」と題してのメッセージだった。ルカ１９章２９〜３５節。
イエス様はすべて未来を見通すことがお出来になった。それは神の御子だからである。
私達人間は予知能力が無いから、得てして良い情報より悪い情報に支配され勝ちだ。今起こっている現象だけに支配されていると希望が持てない。ベートーヴェンの産まれる状況からだけでは、彼のあの輝かしい作曲家としての演奏家としての未来は見えなかったのである。
礼拝後、教会でお昼を食べた。牧師夫人の作ったカレーで美味しかった。良く売れてご飯が足らなくなったそうである。
