a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

実家の法事

雨が上がったので外出は楽になった。
実家の兄の妻の49日法要に招かれる。実家は金剛駅から2つ目の駅で我が家から近い。でも疎遠になっていたから、訪れるのは数年振りだ。
前栽の紅梅が花びらを苔の上に散らしていた。真っ白なクリスマスローズが真っ盛り。日頃丹精していた人は春の訪れを知らずに逝ってしまって、この花も見ることはないと思うとせつなくなる。
兄はまだ立ち直っていない。
法要が終わって、食事の前に皆に挨拶しようとして泣いてしまった。兄の長男は「母が亡くなるまで、父が泣いたのを見たことは無かった。」と言って驚いている。
伴侶に先立たれた男は情けない。

甥や姪の子ども達は、葬儀で会って以来親しみを覚えてくれて、とても可愛い子達である。
兄姉妹が久しぶりにゆっくり会話が出来て楽しかった。