a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ノルウェイの思い出

a-doll2010-03-10

教会の『歌の会』に出席する。
回を重ねるごとに出席者が増えるのは素晴らしいことだ。用意して下さっているプリントのファイルが足らなくなる位の盛況なのだ。
歌うのは、童謡唱歌からフォークソング、シャンソンや日本歌曲とバラエティーに富んでいる。
そして、いつも最後には、伴奏をして下さっているI塚さんのピアノ演奏がある。
今日はグリークの『春に寄す』を弾いて下さった。
難曲を、今日のために練習して来て演奏して下さった。
私はグリークのピアノ曲が大好きで、いつも春になるとノルウェイに夫と旅行した時に買って来たCDを聞くのだが、去年も今年も余裕が無く、まだ聴いていなかったので、久しぶりに聴いて感動して涙が出て来た。

北欧は、夫と二人で行った最後の海外旅行だった。
ツアーで参加したから、知り合いは無く、夫と二人だけで行動することが多かった。
夫との海外旅行は、夫に手が掛かるのでとても疲れる。
「しんどい旅だったなあ」という思い出もあるが、二人でムンクの美術館にも行ったし、エドヴァルド・グリークの家を訪れたのは特に印象深くて懐かしい。
明日、CDを探してもう一度聴くことにしよう。
写真は96年6月25日 グリークと妻ニーナが暮らした家の前で。