今日はイースター。イエスキリスト復活が、不安一杯だった弟子たちを奮い立たせ、この福音を広めて教会を作り上げて行ったのである。
イースターは希望の日である。
礼拝は満員だった。
夕方、イタリア人の母子が来た。小柄なアルカンディアは地質学の教授で６２歳になる。長旅で疲れたと言いながら大男の息子マルコに付いてわざわざ尋ねて来た。マルコは娘のバークリーでの友だちだが、５年前にも母子で来た。その時は夫も居たので一緒に歌ったり踊ったりしたのだった。
彼らは明日早朝にイタリアのバーリーに帰って行く。
おみやげに、イタリアワインとイースターのお菓子を持って来てくれた。伝統のお菓子だそうである。十字架の形をしている。
イタリア人は陽気で一緒に食事をして楽しい。
アルカンディアはユーモアのセンスたっぷりの楽しい女性なのである。
バーリーは素敵な所らしい。是非来て欲しいと言われた。
