a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

午後は相変わらず読書。

河合隼雄の『猫だましい』。小説や童話に出て来る猫を取り上げて、猫を通して深層にある人間の心理を探っている。なかなか面白かった。
取り上げているのは、ペロー「長靴をはいた猫」。
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」。
コレット「牡猫」。などなど。

図書館の本はラップで覆ってあるが、この本は以前猫好きな人が読んだようで、角に猫の歯形がついている。と書いているうちに、うむ?・・もしかして家の仔ネコが噛んだの?と今気がついた・・。
次に借りる人も多分思うだろう。きっと猫好きな人が前に読んだのだな・・・はて、もしかしてうちの猫か・・・?
猫だましい