a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

「魔が差す元凶」

創世記3章1〜7節
人間の弱さを暴露した場所である。
ここでは蛇が出て来る。蛇とは何ものか。黙示録12:9には、悪魔の化身だと有る。
人間を神から引き離そうとする悪魔そのものである。
これは遠い聖書のころのお話だけでは無く、現代でも同じなのだ。
悪魔の手口はこうである。
1、神のみ言葉に不信感を抱かせる。1節、蛇は女に言った。「園のどんな木からも食べてはいけない、と神は、本当に言われたのですか。」
2、生と死の意味をすり替える。死とは霊と肉体の分離である。
 3節、「園の中央ににある木の実について、神は『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなた方が死ぬといけないからだ』とおおせになりました。」おんなの答えは勝手に付けたし断言から離れている。神は触れてもいけない、とは仰せにならなかったのにである。
悪魔は霊的な意味を否定する。現代人は悪魔に翻弄されている。
3、自由のすり替え 6節、女は美味で美しくて賢くなるという木が好ましく食べてしまい、夫も食べた。ここでは女の弱さ、男のずるさが見える。
7節、こうしてふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。
裸すなわち恥を知ったのである。
神は束縛、窮屈、目障り、であり、悪魔の言葉は自由で新しく思える。
これが悪魔の思うつぼなのだ。悪魔の攻撃のしかたなのである。
9節、神はそれでも愛して助けて下さる。

ミケランジェロ システィナ礼拝堂天井画