礼拝後、梅田のホテルグランピアでの同窓会新年互礼会に出席する。
私より10才も年上のO中さんが、きれいな色の和服を着て出席されているのには感心した。
面倒くさいと云わず、和服を着ることも続けないといけないな、と思った。
ただ、O中さんはお金持ちのご隠居さん。着物は今でもお手伝いさんが手入れして畳んでいるらしい。
彼女は昨年ご主人を亡くされた。
「寂しいでしょう」と言ったら「気楽でええよ」。
隣でお揃いの和服を着たO石さんが「まだそんなこと云うのは早い」と怒ってはった。
2人は女学校の時からの親友同士、和服もお揃いで染めてもらっている。その作者が100才で昨年亡くなったので、今日着ようと約束したのだそうだ。年を重ねても、いろいろ有っても、優雅に生きてはる。
こんな世になっても彼女達の様なお年寄りも居るのである。
ご馳走を食べて沢山の人としゃべって楽しい会だった。