a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

家出ねこ

お天気で暖かくなった。
病院に薬をもらいに行って、ついでに銀行と郵便局で用事を済ませた。
午後、裏庭で金柑の収穫をする。
たくさん採れたので表に回ると、戸が開いている。
クルミがロックしていない戸を開けて脱出したのである。
クルミは昼寝をして居たが、『ママがいてへんけどお庭へ行ったのかな。クルミも行こうっと。この戸はちょっと重いたいけど、えいや!っと。開いたやん、お散歩に行こか。』
呼んでも帰って来ない。2階のベランダから見ると玄関の前をひょこひょこ歩いている。
玄関のドアを開けたが、私の顔を確認しただけで、またするっと出てしまった。まだらちゃんも不安気で落ち着かない。
猫は可愛いけれど、我がままで何を思っているか解らない不思議な生き物である。
放っておいて夕食の支度をし、しばらくして庭を見ると、庭の隅で『お家に帰っても良い?』と私を見つめているクルミが居た。春に浮かれてふらふらと家出すること2時間。ごはんを食べて、わたしのベッドの上で熟睡してしまった。
外の世界は刺激的だったのだろう。

すみれが咲いていた。