予約をしていたので美容院へ行く。
美容院では、何でも月曜日に同僚の結婚式が有ったので、招待されたことを興奮気味にしゃべっている。
式はチャペルで外国人の神父さん、聖歌隊も歌っていたそうだ。食事はフルコース。何を着ていくか、ご祝儀は、と大いに盛り上がったようで、興奮を今日までまだ引きずっているのだ。
結婚式が盛り上がるのは多いに結構。
若い人は結婚して家庭を作ってもらわないといけない。
話は変わって、先日K代ちゃんが、最近のお葬式の形態が変わったことをすごく喜んでいた。
彼女の家は河内の古い村社会にある。
近所でお葬式となると、彼女は３日つぶれる。「お隣のおばあちゃんが死にそうやから」と約束の日が決められないこともあった。それだけでなく葬儀をするには、うん百、うん千万円のお金が要るとか。
死にそうになったら夜逃げせんとあかんわ・・・。
ところが最近「家族葬」が彼女の村でも流行りだしたらしい。
ものすごく気が楽になった、安心して死ねるわ、と嬉しそうである。よかったよかった。
村中がこぞってどんちゃん騒ぎをしてお葬式をしなくてもよいが、家族だけというのも寂しい話。
