薄日が時々射す涼しい日だった。洗濯もからっと乾いた。
台風の影響なのだがほっと息をつける。
掃除をした後、ブルーベリーのジャムを炊いた。目のためにブルーベリーが良いのだが、市販のジャムは甘ったるいし良いのは高価だ。
自分の好きな甘さに出来るのが自家製の良さ。ブルーベリージャムは簡単だし。
台所の徹底掃除もする。
人の出入りが多い時はアバウトの性格にならざるを得ないが、今日は几帳面にお皿を積み替えたり美しい食器棚になった。
午後ミステリーと映画。
ミステリーはフランスの「ジュリーレスコー」が最終回を迎えた。ジュリーは美しく格好よい刑事だったが、子どもだった二人の娘(サラとバブー)が大きく成長し(どちらも美しい)、ついに引退を決意した。家庭を持って過酷な刑事の仕事はきつい、ジュリーご苦労さんでした。
フランスの女性は中年太りになってしまう。ご馳走とワインの所為だろうか。
映画「クリクリのいた夏」
ジャンベッケル監督1999年制作のフランス映画。
1930年代。沼地に住むクリクリのお父さんリトンは酒飲みで情けない人物。となりの小屋に住み着いた戦争帰りのガリスはそんなリトン家族を見捨てて立ち去るわけにはいかない。
エスカルゴやカエルを捕ったり、鈴蘭を採って花束にして売ったり、日雇いで働いて定職はない。
その代わり自由な時間がゆっくり流れる。
お屋敷の未亡人、元沼地の住人だが今は成功してリッチなべべ、暴力的な切れやすいボクサー、など愛すべき登場人物たちそれぞれが面白い。
物語は老女になったクリクリの回想で始まり終わる。
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