婦人聖書の集いより
創世記16:1〜16 アブラハムの妻サラ(127才死去。23:1)から「望みを待たされるストレス」を学ぶ。
1、サラは神との約束をどう理解していたか。
①創世記12:2
神は、絶対に子どもが産まれると約束された。大いなる国民とし、あなたの名は祝福となる。
サラは65才(今なら30代か?)希望があって嬉しかったことだろう。
②創世記15:3〜5
サラは70才
アブラムは子どもが無いことを嘆いた。
神はあなた自身から生まれ出た子が継がなければならないと仰せになった。
サラの希望が薄れて来る。
2、なぜサラは女奴隷ハガルを夫に進呈したか。
①ハガルに産まれた子イシマエル誕生の時16:16
サラは76才、神が約束されてから10年経っていた。
②「子どもの母に成れるでしょう」16:2 理解出来るサラの心情は?
③夫アブラハムはなぜ受け入れたか。
3、ハガルの身籠りは何をもたらしたか。
①16:4
奴隷のハガルがアブラハムの子を身籠ったことでサラを見下げるようになった。
②16:5〜6
夫婦の間に亀裂が入った。
サラは私自身が女奴隷をあなたに与えたのに・・・。
アブラハムは「好きなようにせえ」と言ったので、サラはハガルをいじめ、彼女はサラのもとから去った。
なぜサラは神の計画を信じて待てなかったのか?
聖書は全てを丹念に書いている。
アブラハムも神を信じなかった。
学ぶこと。
ハバクク2:3 形はどうなるかは解らないが、もし遅くなってもそれを待て。それは必ず来る。
マタイ14:30 ペテロは水の上を歩いていたのに風を見て怖くなり沈みかけた。
イエスは彼をつかんで「信仰の薄い人だな」と仰せられた。
サラは期待が長引いて心が萎えてしまったのである。
神はハガルに目を留められる。創世記16:8〜9 民族を起こす約束をされた。
課題について出席者全員で意見を述べあう。
サラに同情の声もあるが、アブラハムへの非難の声は結構多い。
牧師先生とG先生だけが男性で、アブラハムの代わりに非難の目を向けられているようで可笑しかった。
Yさんのようにハガルが奴隷でしかも子どもを作る道具のように扱われているのにいたく同情される人も有り、わたしもその通りと思う。