婦人聖書の集いより
サラ2
創世記16:1−16
アブラハムの妻サラは神が約束されたにも拘らず子供が与えられなかった。
彼女にはエジプト人の女奴隷がいた。名前はハガル。1
1、サラの思い切った提案
サラはアブラハムに言った。
「主が私が子供を産めないようにしておられます」。
サラは決め付けているが・・・。
「どうぞ、私の女奴隷のところにお入り下さい。
たぶん彼女によって、私は子供の母になれるでしょう」と言った。
これはサラの焦りか?母になりたい気持ちが強かったのであろう。
アブラハムはサラのいうことを聞き入れた。2
神の約束を知っていたのに・・・。
2、サラの提案後の思わぬ展開
・ハガルは身篭ったが、自分の女主人を見下げるようになった。3、4
・夫との確執 5
・夫アブラハムの言葉 6
あなたの女奴隷はあなたの手の中にある。あなたの好きなようにしなさい。6
アブラハムはノータッチを決め込み全く無責任。
・サラはハガルをいじめて追い出す(鞭を持って叩いた)。6
3、学ぶべきこと
「良かれ」と思っての行動の問題点
当初サラの頭の中には、子を持たない夫の「為」を思ってのハガル進呈提案だっただろう。
しかし惨憺たる結果に終わる。
人間的な「良かれ」と思っての行動は問題を解決しないしないだけではなく、さらに問題を複雑化してしまう。
サラの問題は「神の御心は何か」を見失って行動したことである。
神がアブラハムに約束されたところ
創世記12:2
13:15
マタイ 7:12