1月に89歳で亡くなった兄の娘Mちゃんが来た。
Mちゃんはわがままな父親の面倒を最後まで見た。
「ご苦労様やったね」とねぎらった。
兄の若い頃の悪行を私から聞いた彼女は、仏壇の前でお鈴を叩いて「お父ちゃんのアホ」というてやるのだそうである。
兄ちゃんばらしてごめん。
H子姉から手作りの干し柿が届いた。
美味しそう。
姉は何年か前に干し柿の種を庭に埋めた。
それが芽が出て大きくなり実をつけるまでに成長したのだ。
皮をむいて吊るして干し柿作りを毎年楽しんでいる。
入院しているM子姉にも届けることになっている。
彼女は干し柿が大好きなのだ。