暑いほどの陽気だ。
部屋の掃除と、ついでに玄関、ゴミ箱、側溝の落ち葉と泥を掻き取って、ついでに郵便受けも雑巾で吹いた。
まるで年末大掃除のようだ。
年末は風邪引きで出来なかったからね。
汗を掻く。
暖房も要らない。
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アブラハムの生涯(3)ー「エジプトに下る」
聖書 創世記12:10-20
信仰は試されて振るわれて強められる。
アブラハムが俄かに起こる恐怖で信仰が振るわれ、さらにエゴイズムが出てしまう箇所である。
1、アブラハムの試練は何か
この地に飢餓があった・・・この地の飢餓は激しかった。10
神が約束された土地で飢餓があった。
神に従ってきたのに、なぜ?
試練とは表面上の苦しみの他に、神に従っていて良いのか?という思いにさらされるのが試練である。
アブラハムはこのような試練に直面した。
2、アブラハムは試練にどう対処したか
エジプトの方にしばらく滞在するために下っていった。10
エジプトは神より人間の力に頼る国の象徴である。
ああ。助けを求めてエジプトに下る者たち。
彼らは馬に頼り、多数の戦車と、非常に強い騎兵隊とに拠り頼み、
イスラエルの聖なる方に目を向けず、主を求めない。 イザヤ31:1
エジプトに下ってはならないと聖書には度々記されている。
・アブラハムの言い訳
「しばらく」この時だけ神様に目を瞑ってもらう。
ちょっとだけ!後で戻るから・・・・と。
俄かに起こる試練に普段の信仰心は何処えやら??
ここに人間の弱さがある。
ですから、立っていると思う者は、
倒れなように気をつけなさい。コリントへの手紙第一 10:12
3、エジプトで何をもたらしたか
①最も愛する人を犠牲にした。11-13
自分の身を守るために嘘をつき
妻サラが見目麗しい女なので妹だと言いふらした。13
妻の命を危険にさらし
パロの高官が、パロに彼女を推奨したので、パロの宮廷に召し入れられた。15
自分だけ助かろうとする身勝手さ。
②神はサラを守り、罪深いアブラハムをも守られた。
悪いのはアブラハム。
サラを守るには王の行動をストップさせるしかなかった。
なぜこんなに自己中心に走ったのか?
あれほど場所を変えるたびに築いてきた「祭壇」がエジプトにはない。
それがアブラハムの判断を狂わせ惨めな結果となった。