「仲間に入る努力」使徒9;26−30 パウロの生涯(2)
大迫害者だったサウロ(パウロ)は、復活のキリストに出会い奇跡的な大回心をした。
その後彼がしたことは何だったか、また彼を仲間はどう受け入れたか。
1、サウロは同信の仲間に加わろうとした。(26)
同信の仲間に入ることは信仰の健全な成長に必要である。
2、サウロは生涯の良き友同労者を得た。
仲間は最近まで大迫害者であった彼を信じられず警戒した。
ところが、バルナバという人物が彼を引き受けて仲間に迎えようと助けた。(27)
バルナバはサウロの生涯の友となる。
バルナバ=慰めの子
16世紀のドイツの画家、アルブレヒト・デューラーを支えた友人ハンス。二人とも貧しかったが、ハンスは画家として才能のあるデューラーのために絵筆を捨て働いて祈りながら彼を支えた。
彼の有名な「祈りの手」は支えてくれたハンスの手である。
自分には友が無いと思う人は、求めるよりバルナバになることである。
3、サウロの危機を仲間が助けた。
サウロは弟子たちと友に伝道を始めた。(28)
しかし、殺そうと狙われた。(30)
教会はサウロを守り安全な場所に連れていく。
一旦、教会に受け入れたらその人を危機から守り抜く。
兄弟姉妹として運命共同体であるべきなのだ。