キリスト12弟子「ペテロ4」 裏切り
聖書 ルカ22:31、54−62
1、ペテロの裏切りの原因
ペテロがキリストを愛し、主と信じていたのは偽りではない。
その彼がキリストを裏切ってしまう。
4つの原因が考えられる。
①自信過剰 22:33
シモンはイエスに言った。
「主よ、あなたとご一緒なら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」
自己認識は当てにならない。主に知られている自分が誠の自分。
②警告の無視22:34
イエスは言われた。
「ペテロ、あなたに言っておきます。今日、鶏が泣くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言います。
自信過剰の時、警告が聞こえない。
③祈りを怠る 22:40、45
イエスは彼らに、
「誘惑に陥らない様に祈っていなさい:と言われた。40
イエスは祈り終わって立ち上がり、弟子たちのところへ行ってご覧になると、
彼らは悲しみの果てに眠りこんでいた。45
弟子たちの「悲しみ」は何故の悲しみ?
④どっちつかずの立ち位置 22:54
ペテロは遠く離れてついていった。
心の動揺。
2、裏切るペテロに対するキリストの愛 22:32のキリストの言葉から学ぶもの
わたしはあなたのために、あなたのしんこうがなくならないように祈りました。
ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力付けてやりなさい。
①愛と赦し
②信仰がなくならない様にとのとりなしの祈り
③挫折経験さえ用いられる神のご計画の恵み
3、キリストに見つめられたペテロはどう感じただろうか ルカ22:61
イエス様の眼差しは良心を目覚めさせる。
ペテロの心は後悔で申し訳なく悲しく辛いだろう。
ヘブル7:24、25