a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

映画「12年の長い夜」

「やーめた」とならないうちに、朝食を終えたらすぐに整形外科医院へ。

坂道を上がって2キロの距離だから、着いたら暑くてマフラーも毛糸の帽子も脱いだ。

帰りは迎えに来てもらって、買い物も出来た。

 

午後観た映画。

「12年の長い夜」

Netflix2018年製作。ウルグアイ映画。

ウルグアイってどこの国だったかな?と地球儀を回したら、それは南米のアルゼンチンの隣の国だった。

昔、ウルグアイ、パラグァイと対になって覚えたのを思い出した。

この国の歴史も知らなかった。

映画は1973年、3人の政治犯が捕らえられてそれぞれ独房に入れられて、極悪な環境で酷い孤独な12年間を過ごした実話を元にしている。

3人は 愛称ニャトとルソとペペ。

 

後にペペは大統領(ホセ・ムヒカ)になる。

ホセ・ムヒカ氏は2016年に日本を訪問され、広島にも行かれた。

世界で一番貧しい大統領として有名で、古い車と家と農地だけを持っていたと言われる。収入の殆どを慈善事業に費やしたのである。

 

ルソは獄中でラブレターの代筆なんかして居たが、後に詩人で作家となった。

ニャトも政治家になる。

 

映画は無知な私に多くのことを教えてくれる。

今日はウルグアイという国が少し分かった。

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解放されて出獄するペペ。

獄中で母の差し入れのピンクの便器に花を植えたのを持っている。