a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

はしかに罹ったか

公民館の都合でいつもコーラスの練習は5時に終わる。

私の友達は殆ど80代で薄暗い道は歩くのが危険なので、うちの娘に頼んで出来るだけ都合をつけて車で迎えに来て貰ってそれぞれの家の近くまで送る。

 

今日も迎えに来てもらったが、それには条件があった。

乗るメンバー(今日は3人)に麻疹に罹ったことが有るかを確認せよ、という。

 

これには理由がある。

先週、娘が近くの医院に行った時の待合室で、来合わせたある患者が麻疹で有ることが数日後に分かったそうである。

待合室で出会った患者に連絡して、罹った経験が有るか、またはワクチンを2度受けたかを聞いてきた。

医院から保健所の管理下に置かれた。

娘は9歳の時にワクチンを接種したので大丈夫なのだが、念のため毎日熱を測って37度以上熱が出たら病院へ行くこと。

それもバスに乗らず乗用車で来い。というお達し。

誰と住んでいるか、その人は麻疹のワクチンをしているかなどの質問があったそうだ。

潜伏期間が終わる頃、保健所から電話が有るそうだ。

大層なこっちゃなあ。

 

私たちが子供の時は麻疹は誰もが罹るものだった。

思春期の恋煩いのことを「はしかみたいなもんや〜誰でもかかる」と言われたぐらいだから。

流行時は子供が次々罹って親は大変だっただろう。

亡夫は子供の時の麻疹が原因で片方の耳の聴力を無くしていたし、死んだ子供も多かったと思う。

 

コーラスでメンバーに聞くと当然口を揃えて「子供の時麻疹やったよ〜」。

娘に連絡して迎えに来てもらった。

やれやれ。