a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

美容院へ行くことは

予約してあったので美容院へ行く。

美容師さんって手先も器用だけれど、おしゃべりが上手だ。

私が先月しゃべったことを(私は月一で美容院へ行くことを数十年来の習慣としている)ちゃんと覚えていて、合唱祭は無事終わりました?と聞いてくれる。

鋏を使いながら、シャンプーをしながら、ずっと楽しくしゃべっている。

今まで長く経験して来たけれど、無口の美容師さんは少ない。

職人気質で無口、というのは通らない世界だ。

女性は身だしなみだけではなく、人に髪を手入れしてもらうのは気分転換にもなる。

 

男性の場合はどうなのだろう。

うちの亡くなった夫は散髪屋さんが好きだった。

気に入った散髪屋さんが数軒あって、どこともかなり懇意にしていた。

ごく近所の、少し離れた所の、また大事な時は難波の地下の散髪屋さんに行った。

私のように月一なんかではなく、週一か二の割合で通っていた。

 

晩年は特にお風呂で洗うのが面倒だと散髪に行っていた様子。

きれいにしてもらうだけではなく、しゃべり倒していたのだった。

お小遣いが幾らあっても足りないわけだ。

不精な人なのに、いつもさっぱりとした頭をしていた。

 

私も負けずに美容院へ再々通えば良いのだけれど、なんせ私は忙しいものだから、月一度で良い。