午後、ゆっくり、の〜んびりと庭の掃除をする。
曇っていて外は涼しい風が吹いている。
しゃがんで草を毟っていたら、何か懐かしい雰囲気が漂って・・・。
「これは?」
そうだ、秋の香りだ。
銀木犀の香りが私の鼻腔に届いたのだが、はて、花も咲いて無いのに何故匂うのだろう。
でも確かに香っている。
良く目を凝らして木犀の木の中を覗いたら・・・ありました。
数輪づつ淡い色をした銀木犀の花が蕾を開いていた。
それもごくごくわずか。
地味な木やねえ。
しかも、この花が咲くのは1週間も持たない。
咲いたかと思ったらすぐ終わってしまう。
今日は「庭の手入れご苦労さん」とご褒美にタイミングよく咲いてくれたのだ。
ようやく秋が来たのだなあ。