今年を振り返って見る。
1月はまだ普通のお正月だった。
でも不穏な空気が漂ったのは、あの事件。
友達Aさんの配偶者が大晦日にふらりと失踪した。
探し回ったけれど、今持って消息不明である。
それから、中学校の友達Fちゃんが84才にしてプロポーズされたびっくり事件。
これは、最近になって彼の娘さんの猛反対で諦めたという悲しい結果が出た。
2月、そろそろコロナが始まった。
まだ防御の知識が無かったから、豪華客船ダイヤモンド・プリンセスでは沢山罹患者が出た。今なら対応も違っただろうか。
楽しみにしていたコンサートは中止になった。
3月、マスクと手の消毒が必要となる。
外食するのがこの月で終わりになった。
同期生の食事会は急遽中止。
同窓会コーラスは学校側の都合で出来なくなった。
4月、良い季節になってきたのに、人々はマスクを強いられる。
緊急事態宣言が出た。
教会の礼拝がインターネットになった。
マスクが市場になくなり、トイレットパーパーも品薄。
強力粉なども。
人々の上に嫌な恐怖心が覆う。
5月、人々はステイホームですることなし。
手作りマスクが流行り、私は韓流ドラマにハマる。
肩こりが常習となった。
ストレスが発散出来な〜い。
6月、礼拝再開され、コーラスの練習も再開する。
ようやく「あべますく」が届いた。
7月、再開した公民館でのコーラス練習は蜜を避けて、マスクして、先生はビニールカーテンの中でマスクして指導された。
唯でさえ聞こえにくい先生の声はより聞き辛くなった。
その上、目もかなり悪くなってきて楽譜を読み損なう。
こうなったら奥義の「第六感」を働かすだけ。これも老化甚だしい。
コロナだけではなく大雨が各地に災害をもたらした。
8月、ここに来てクラスメイトの誰彼の訃報が続く。
コロナ後、誰が生き残っているだろう?
私は運動不足で1キロ太った。
9月、肩こりに続いて不眠症も出る。
薬が必要になった。
10月、同窓会コーラスが再開。
万全の注意をして電車に乗って出かける。
久しぶりに友達に会えて嬉しい。
楽しい。
Sくんは恐れを知らない。GOTOトラベルで遊び歩いている。
コロナになっても知らんよ。
11月、再びコロナの第3波が猛威を振るい始め、コーラスは中止にした。
勿論忘年会も。
寒くなったのとストレスで体調を崩したようだ。
12月、薬を飲んでアナフラキーショックを起こして救急車に乗る。
まだ私の天国の席の準備がされてないらしく、神様は私を元に戻してくださった。
無事に84才の誕生日を迎えることが出来た。
来年はコロナが下火になって友達や姉妹と再開出来たら良いのにな〜。
今、顔を合わすのは、ネットスーパーの配達の人だけ。
宅配便のお兄ちゃんは、玄関の前に商品を置いたら、忙しいからすっ飛んでいく。
ハンコをつきながら「ご苦労さん」の労うことも出来ず。
花だけは元気。