a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

桜ほころぶ

a-doll2005-04-01

コーラスグループのドレスの裾丈を全員測り終えたので宅急便で業者に送る。
次ぎは出来上がったドレスを皆に渡したら終わりだ。
後一息。
今日はお天気になったので洗濯も沢山して、午前中は庭掃除に費やす。
兄夫妻の写真をプリントして礼状に同封して送る。
すぐ近くに住んで居ても兄の家とは疎遠だ。
昨日の様に仏事でも無い限り、気軽に訪問は出来ない。
兄は父から譲り受けた会社の社長を最近退き、長男を社長にした。
77才になった今、身体も少し衰えて寂しくなったのか妹達に逢いに来て欲しがるのだ。
今は腹立たしいことも有った過去は忘れて、兄の身体を心配している自分に気付く。
兄と妹の関係は配偶者に寄って変化してしまう。
その点、女姉妹は単純だ。
けんかしても又すぐ仲直りする。
長姉C子姉ちゃんと2番目の姉M子姉ちゃんとはお互い相容れない。
M子姉ちゃんが何か言うとC子姉ちゃんはすぐお説教をする。
するとM子姉ちゃんはむっとして「姉ちゃんはすぐそんな風に文句を言う」と反発する。
そこで止めりゃ良いのにC子姉ちゃんはしつこく繰り返し言うのだ。
段々険悪になって、M子姉ちゃんは感情的になって怒り狂い回りはしらける。
他人には見せられない光景だ。
まるで向田邦子の「阿修羅の如く」見たいやなあと、私はいつもじっと外野席で見ているのだ。
すぐ上の姉H子姉ちゃんとM子姉ちゃんは仲良しだ。
全く違う顔だちと性格なのだが、H子姉ちゃんは理性的で正義感が強く、M子姉ちゃんの我がままを受け入れてしまう。
今度幼い日を過ごした大阪市の南区の桃園小学校の当たりを二人で歩くのだそうだ。
私は遠慮さしてもらう。
夕方公園に散歩に行く。桜がちらほらほころび始めた。