姉二人と久しぶりに会った。
M子姉ちゃんの家の近くのうなぎ屋さんでお昼ご飯を食べる。
コーディネイトしてくれた娘と、H子姉ちゃんの付き添いの姪のY子ちゃんと5人。
食後はM子姉ちゃんの家でお茶をする。
H子姉ちゃんの美味しそうな苺のお土産を前にして「苺嫌いやねん」とM子姉ちゃん。
一同唖然。
超マイペースは87歳になった今も変わらず。
苺が嫌いやなんて長い付き合いだけど知らなかった〜
「つぶつぶが舌に触って嫌いやねん」
後で、多分うなぎでお腹いっぱいで欲しくなかったのかも、と思うことにした。
娘のピアノ伴奏で姉妹で久しぶりにコーラスをする。
実家に住んでいる頃はよく歌った。
M子姉ちゃんの伴奏で妹と3人で3部合唱を歌った。
高齢になって又姉妹で歌えて感激。
M子姉ちゃん宅をお暇してから、H子姉ちゃんの要望で実家のあった場所を見に行く。
両親が亡くなって後、家は取り壊されて新しい家が沢山建っていた。
私は数年前に見た時はかなりショックだった。
姉は昨夜実家の夢を見たと言っていたので、自分の目で見て諦めがついただろうか。
近くの神社の境内に車を止めて周りを歩き回った。
60年前にタイムスリップしたかった。
驚いたのは実家のお隣。
昔と同じ家で表札も変わらず・・・住人が偶然出てきた。
なんとなく懐かしい面影(彼のお父さんに面差しが似ている)・・・住人Yさんは驚いていたが私が知っているのは極々幼かった彼。
彼にとってはお姉さんが沢山いたピアノの音がうるさいお隣さんだったのだろう。
「Sちゃんはどうしておられますか?」と聞いていた。
私の妹のことを懐かしんでいる。
「よくピアノを弾いてはった〜。よく遊びに行かしてもらっていました」と妹を懐かしんでいた。
次は是非山口に住む妹を連れて来なくっちゃ。
神社の木々は60年の間に大きく茂って、昔から建っていた古い鳥居は小さくなっていた。