年明けから石川県の地震災害で人々はさぞ寒かろうと、あわあわ思っている間に、早くも七草が過ぎて今日は成人の日だと言うではないか。
私はブレスする暇もなく時が流れるのを止める力が無くなってしまった。
とりあえず仕事始めに書類の整理をする。
毎年、時間が掛かってしまうので、今日から確定申告の準備をすることにした。
目が見え難くなったので、この仕事も難しくなって来た。
数字が見え辛い。
目をしょぼつかせながらやる。
昨日、友達と喋っている時に思ったのは、87歳でこの元気なのは、又は元気に見えるのは何故か?と考える時、それは90才のH子姉ちゃんの存在だ。
姉は未亡人で一戸建ての家で一人暮らし。
介護認定ゼロ。
俳句に親しみ、コーラスとフラダンス、ウォーキングを楽しんでいる。
庭に野菜を植えたり活発な日々を過ごしている。
お姉ちゃんがあんなに元気なのに、妹の私が弱音を吐くわけにいかない。
姉妹が多いと言うのは負けず嫌いに育つ。
幼い時から姉妹で切磋琢磨して来たから、今も多少影響しているのかも知れない。
私にはもう一人93才のM子姉ちゃんも居る。
介護を受けながら彼女も一人で暮らしている。
家事は何もしないが、日中はピアノを弾いて機嫌よく暮らしている。
妹の私が「もう、でけへん、あかんわ」などと弱音を吐くわけにはいかんのである。