a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

若くて元気だった頃もあった

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咲き終わったスズランが実をつけている。

多忙に暮らしていたから、いつも見過ごしていた。

可愛いじゃないの。

無事に赤くなるまでくっついてね。

 

妹は82才になった。

山口県徳山に暮らして長くなる。

「大阪へ帰りたい〜」と言い続けていたけれど、子供達は生活の根を張ってしっかり暮らしているし、住めば都でしょ。

と、慰め続けていたのだ。

 

妹が新幹線に乗って出てきて、一緒に浜寺に住むC子姉ちゃんを見舞ったのが4年前だった。

 

今度H子姉ちゃんとM子姉ちゃんと4人で会おうねと言ってたのに、コロナでお流れになって時が無駄に流れてしまった。

その間に妹は膝を悪くして、最近体調を崩し、外に出られなくなった。

電話で喋っても上手く会話が弾まない。

耳が遠くなったのだろうか。

 

妹とは仲良しで、喧嘩をしたことがない。

幼稚園から高校まで私の後を追って追てきた。

家庭を持ってからも行き来して、何かの行事には我が家で泊まって実家に帰ったように気楽に過ごしていたのだった。

3年余りの間に、体が老化してしまった。

お互いに。

「どんな具合かちょっと顔を見てくるわ」と気楽に行けそうもなく。

もう会うことは出来ないのか、と悲しくなって落ち込んでいる。

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皆が若くて元気だった頃。

25年位前、有馬温泉で。

左から私、H子姉ちゃん、妹Sちゃん。M子姉ちゃん、この日のスポンサーC子姉ちゃん。