a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

櫻をみるハイキング

中学校の同期会で作っているアンダンテというグループがある。
主にハイキングに行く会なのだが、最近女性は膝を傷める人が多く、男性はシリアスな病気になる人が増えて、出席者が減っている。
私も、何かと用事が重なって欠席が続いていたが今日は久しぶりに出かけた。
今日はたったの4人だった。
この会の親分H美さんは女性ながら事業を手広くしている社長さん。
石垣島に焼き肉レストランを経営していて多忙なのに、良く世話をしてくれる。
今日は水上勉の小説「櫻守」のモデルにもなった、宝塚の武田尾を案内してくれた。
昔の福知山線廃線跡を渓谷沿いに歩いて、時々トンネルが有るので真っ暗な中を持参の懐中電灯で足下を照らしながら枕木を踏んで歩く。山は今、全ての樹が新芽を吹き出して笑っている。
お天気が良く爽やかで気持ちが良い。
お昼は渓谷の上に迫り出して作ってあるテラスで牡丹鍋をつついた。
頭の上には紅葉の大木が有り小さな若葉が少し影をゆらしている。
H美さんは生ビールを3倍も飲んだ。そして豪快に笑う。
黒一点のI氏は資産家の御曹子だかおしゃべりで親切で紳士なのだ。
商社マンとしてニューヨークに長年勤務していたから、親切加減も洗練されている。
もう一人は躁鬱病のEちゃん。最近は元気になっている。
お日さまを沢山浴びてよく歩いてちょっと疲れたが充実した一日だった。