a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

ターシャ・テューダー

a-doll2005-08-31

今年は夏の終わりが早くきたように思う。ダイニングの日よけのカーテンも外して洗濯、竹製のベッドのシーツも取り外す。
粗大ごみの日なので裏庭に溜めてあったゴミを出してすっきりした。
夕食後、ハイビジョンで私の大好きな挿し絵画家「ターシャ・テューダー四季の庭」を見る。
バーモンド州の美しい四季の移り変わりと彼女の庭での生活を見せてくれた。
30万坪!!の広大な土地に息子のセスが建てた家にコーギ−犬が一匹と鶏、沢山の白い鳩と暮している。
彼女は今90才だ。
セスが近所に住んで毎日訪ねて来て手助けをしているが、まだまだ元気で広い庭の手入れをしている。
一日の殆どは庭に居て、おおよそ電話とかテレビ等とは無縁の世界である。
電燈もできるだけ少しにして手作りの蝋燭の明かりで過ごしているのだ。
彼女には憧れるが、あの生活は私には出来ないと思った。
90才になっても元気な理由が分った。
未来への希望、ゆめを持っているからだ。球根を植えるのも来年の春をゆめに描いて色合い等考えて植えているのもそうだし、広い空いた所にローズマリーを沢山植えたいわと息子に言っている。
さしずめ、日本のおばあちゃんなら「来年わては、いてへんかも分かれへんから球根の植え方覚えときなさいよ」とか言うだろう。
彼女は自分が出来なくなったら、庭は自然に戻すと言っている。
写真は彼女の最初の作品「パンプキン・ムーンシャイン」の復刻版に直筆のサインがある私の宝物である。