a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

変な俳人

a-doll2005-09-23

夫は長年俳句を作っているし、ある俳句結社の同人でもある。
プロに近いようなこともやっている。
しかるに、弱い一面を持っていて、それは何かと言うと植物に弱いということ、というより興味をもてないようだ。
草木の名前を知らない。せめて我が庭にある樹木の名前でも覚えれば良いのに、いくら教えても覚えられないのである。
私は毎朝家の周りを歩いて樹や花の状態を眺める習慣が有るが、彼は庭にも出ない。
曼珠沙華咲いてるの見た?」て聞いたら面倒そうに「うむ」と言っている。
そこで、「何輪咲いていた?」って聞いてみてやったら、案の定「うーむ何輪やったかなあ」と見て無いのがチョンバレだ。二輪しか咲いて無いのに数えられない筈がない。
私もしつこい。
紫式部の実が色付いて来たでしょ」
「うむ」
「どんな色になってた?」
「何色やったかな」
「折角可愛く色づいて来たのに見てやってよ」
「去年見たからもうええわ」
何と言う俳人じゃ。