a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

楽して暮らす

すぐ上の姉から電話を貰った。
その後元気にしているかと案じて掛けて来てくれたのだ。
姉は優しくて愛情たっぷりの人だから、「Nちゃんがアメリカに行ってしまって寂しいやろ。」という。
「静かになってほっとしているよ。」と言うと「そんなことはない。寂しくて悲しい筈だ。私なんか近くでも子供が帰ってしまうと悲しいわ。」と決めつける。
何としても悲しくて寂しいと思わなくては姉に悪いような気がしてくる。
「無理せんように、楽して暮らさなあかんよ。」と言ってくれた。
まさか私が、台所で脚立の上に乗って吊り戸棚をぞうきんがけをして、せっせと片付けをしているとは思っていないだろう。
昼寝のあと、そうや、楽して暮らさなあかんのや、と姉の言葉を思い出して忘れ去られていた大人のぬりえの続きをした。