半年ごとの乳がんの検査に行く。血液検査、触診、マンモグラフィー。CTの予約を取り、次は超音波の検査を受けて結果が出る。
マンモグラフィーは１年ぶりだ。レントゲン検査士は男性だったが、確実な映像を撮る。１つ１つ終わるごとに確かめる。板で挟むので、痛いと言えば痛いのだが、しっかり映してもらう為にはやむを得まい。
今日、診察室で服を着ている時、カーテンの向こうで看護士さんの声が聞こえてしまった。「乳がんで７７才の方です」。私は６９才で発病をし発見したとき、この年で？と信じられなかったが、７７才でも発病するのだ。恐ろしい。
再発、転移、と心配の種は尽きないけれど、現代の医学を信じて、検査をしっかり受けて薬を飲み続けるしか無い。
今日は小春日和。病院に通う途中の街路樹の紅葉が目を楽しませてくれる。
