a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

夫のこの世との別れ

午前1時過ぎ病院から呼び出し。安定剤を飲んで寝ていたので電話を取ったのは娘だった。
『落ち着いて・・・』と自分に言い聞かせながら車で深夜の病院に行く。
当直の先生、看護師さん3人が夫のベッドを囲んで待っていて下さった。1時53分死亡確認。死因は肺炎だった。
中西牧師先生がすぐに駆けつけて下さって,お祈りをして下さった。
その後すぐに葬儀社の手配もして下さって、夫は家に運ばれ座敷に安置してもらう。
22日前夜式、23日告別式を執り行うことに決まり、全ての段取りを決め終わったのが朝6時だった。
夫は全ての苦しさは消えて安らかな表情で寝ている。もう神さまの傍に連れて行ってもらったのだから,平安そのものなのである。
娘と私も,悲しみは無く辛そうな夫を見なくても良くなった安堵の気持ちが大きい。

明日の前夜式まで時間がたっぷり有ると思っていたが大間違い。しなければならないことが沢山有るのに、電話や弔問客の応対で時間が取られる。
私は泣いていられないし、また涙は出ない。でも電話の向こうの人は必ずと言って良い程泣く。
お化粧を落としてからも弔問客が有って、中々寝かせてもらえない夜だった。