今年最後の日曜礼拝メッセージ(後藤先生による)より。
ルカ17:11〜19
ここから伝えられる事は、
1、神の哀れみ深さ。
イエスがエルサレムに上られる途中で、10人のツアラアトに冒された人々に出会った。
イエスは10人とも癒された。
そのうちのひとりは、自分のいやされたことが分かると、大声で神をほめたたえな
がら引き返して来て、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。15、16節
彼はサマリヤ人(異邦人)であった。
ルカの福音書では、キリストは異邦人に対しても同様な愛を注がれていると書かれている。
キリストが私たちのために死んで下さった事で、愛を明きらかにされている。ローマ5:8
2、感謝することの大切さ。
サマリヤ人は出来得る限りの感謝を表現した。15、16節
イエスは癒されて喜んで行ってしまった残りの9人を、残念なこと悲しいことと思われた。17、18節
人は、願いを祈る、そして癒しが与えられる、と感謝を忘れてしまう。
この1年を振り返り与えられた神の恵みを思い出し、感謝しなければならない。
恵みを数えること。感謝は健康的な感情と言われる。
また、感謝を忘れて行ってしまった9人は、多数派に流されやすい人間(特に日本人)の行動とも言える。
3、立ち上がる信仰。
イエスはこれを見て言われた。「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」
彼らは行く途中できよめられた。14節
レビ記に、ツアラアトが癒えると祭司に見せて癒えたことを確認してもらう必要がある、と記述されている。
感謝を言わなかった9人も、良い信仰を持っていたので、癒されたのであった。
新しい年を迎えるとき、キリストの言葉を信じて行動を起こすことが必要と言える。
主が「行け」と言われたら、それに従って行動せよ。