台風が去って元気が戻った。
月曜日にやり残した掃除もできた。
買い物はインターネットで注文して届けてもらう。
本当はスーパーに行って自分の目で商品を見て買いたいのだけど。
ネットの商品選びはくたびれる。目がしばしばしてくる。
でも熱い中家まで運んでもらえるのは助かる。
日曜日は教会を休んだので、ホームページで牧師先生の説教の動画を見た。
金剛バプテストキリスト教会日曜礼拝メッセージ
「確かな目撃者による福音」
聖書 ルカ1:1-4
新約聖書にはマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つの福音書がある。
今日からのメッセージは「ルカの福音書」から。
じっくりルカを知ることができる。
1、福音書を書いルカとはどんな人か?
ルカは医者であり文筆家で有った。例えば北杜夫のような。
紀元60年ごろ。イエスキリストが十字架にかかってから30年ほど後に執筆。
ルカは12弟子の一人ではなく、単なる一人の信徒であった。
特徴の一つに他の福音書に無い記述もある。
・放蕩息子の話。
・良きサマリヤ人。
・また、十字架の場面ではイエスが言った言葉として、
「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」
神は、医者としてのルカならではの物の見方で書かせている。
ルカが神に出会う前に知らずに身につけた能力を用いて働きをさせた。
だからイエス様の弱いものへの愛に満ちた姿を書いている。
2、内容は?
すべてのことを初めから綿密に調べて順序立てて書いた。3節
24章に渡って書いた。
3、誰に書いたか?
「尊敬するテオピロ殿」と書かれている。3節
テオピロはローマの役人で、ルカは彼に当てて書いた。
ルカは「使徒の働き」も記していて、ここでは「テオピロよ」と言葉が変わった。
テオピロは福音書によってクリスチャンになった。
それでルカは「使徒の働き」では親しげに呼びかけたと思われる。
ルカはテオピロ一人のために書き続けたのである。
福音書24章と使徒の働き28章。
神の熱い思いが、一人の人物を救うためにルカを通して書かせた大きな神の御業なのである。
画家グエルチーノによる 聖ルカ