a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

礼拝メッセージ

「人生の荒野でみえるもの」
モーセの生涯2
出エジプト2:16〜25
興味深い鷹の生涯。
鷹は70年生きるそうだ。
しかし、40才になると嘴、羽、爪が伸びてくるという変化が起こる。
獲物を捕るのに困る状態になるが、鷹は何と岩で砕いて取り去るのだ。再生に50日掛かるが、荒療治の結果再び獲物を捕れるようになると言う。凄まじい再生。


モーセにとっても荒野での生活は再生へのステップなのだった。逃亡者になって40年もの間、砂嵐と砂埃だらけの羊ばかりの荒野に居た。
ここから見たもの、見えてしまうものは、
1、神が遠くに見える。
①人生に矛盾や不公平を感じる。なぜ?なぜ?神は・・・?
②孤独感を抱く。理解してもらえない。ひとりぼっちである。
③苦難の意味が分からない。長く続く荒野の40年。
2、自分を小さく見る、自己過小評価。
思い切って、ミデヤンの娘チッポラを妻にした。21節
男の子が産まれゲルショムと名付けた。「わたしは外国に居る寄留者だ」という意味である。22節
モーセの心境は外国に居る。妻は誰でも良く、どうせ自分なんて、と期待しない。
謙遜は良いが過小評価はいけない。
3、神の心が見えて来た。
①王が死んだことで、モーセの裁きの期限が終わり、殺人の罪の時効が成立した。23節
②神の全能をのみ頼る時が来た。
奴隷となっているイスラエルの民300万人を解放すること。
③もう一度荒野に行く用意ができた。
カナンの地(パレスチナ)へ指導者として民を連れて行く。これは40年間荒野に暮らし荒野の全てを知っているモーセでないと出来ないことだった。
不思議な神の御手、今日もモーセから学び励まされる。