クリスマスの朝。
暖かくしてマスクをして背中にカイロを貼って教会に行く。
家から歩いて10分。
最近スマホが教えてくれる。場所も時間も・・・知っていますっていうのに。
聖歌隊で歌うので白いブラウスに黒のスカート。喉は痛くても歌う気分になってくる。
歌ったのは「O Little Town of Betylehem」。
教会では「クリスマスおめでとう」と言ってイエス様の誕生をお祝いする。
メッセージは「クリスマスのお祝いの意味」だった。
聖書 ルカ2:8−12
「素晴らしい喜びの知らせ」
全人類に喜びの知らせ。
み使いは羊飼いたちに言った。
恐れることはありません。
今、私はこの民全体のための素晴らしい喜びを知らせに来たのです。10節
1、キリストは生きる力を与えてくださる。
・38年間病気で絶望していた人。
・自分を助けてくれる友がいない。
・そんな人生でも生きねばならない。
・イエスは「治りたいのか?」と聞かれた。ヨハネ5:2−9
鬱で閉じこもっていた新渡戸稲造。
不幸な生い立ちに統合失調症にまでなったサリバン先生。
首から下が動かなくなった星野富弘。
3人とも信仰を得て立ち直って大きな仕事をした。
2、過去の傷が癒される喜び。
旧約聖書創世記に出てくるヤコブの子ヨセフは、兄たちにエジプトに売られ、また冤罪で長い間牢に入れられる。
しかし、あることからパロに取り上げられ大臣となる。
飢饉で苦しんでいる兄たちを助けた時の言葉。
「あなたがたは、私に悪を測りましたが、神はそれを良いことのための計らいとなさいました。」創世記50:20
3、心配からの解放
全てのことを働かせて益として下さる神。
モンテーニューは心配事の1%しか当たらない。と著書に書いている。
その1%に当たったらどうしよう・・・と思う心配性の人もいるだろうけれど。
4、死に打ち勝つ永遠の命の喜び。
十字架にかけられたイエスキリストは3日後の日曜日に復活された。
ヨハネ6:39−40
昨日、地下鉄で見るからに汚い老年に近い男がそばに来て「メリークリスマス」と私に言った。
ちょっとびっくりしたが「メリークリスマス」と答えると彼は「ありがとう」と言って離れていった。
彼がイエス様を信じているかどうか分からないけれど、知っていてほしい、信じて頑張って生きてほしいと祈った。