a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

懐かしいテレビドラマ

寒くなった。

時々みぞれ混じりの雨が降る。

ポストまで少し坂道を登ると吐く息が白い。

 

テレビをずっと見続ける。

1980年に放映された向田邦子のテレビドラマ「あ・うん」。

懐かしくて、2回シリーズ9話最後まで見続けてしまった。

アルビノーニのアダージオがずっとバックに流れているのも懐かしい。

 

向田邦子は1981年に飛行機事故で亡くなった。

もし事故がなければまだまだ続編があったのに・・・。

 

脇役に志村喬殿山泰司、田部謙三、笠智衆、など芸達者が出ている。

今時の朝ドラなどは、文句たらたらで突っ込みを入れながら観るのが常だけど、昔のドラマは良い(私も昔人間になったもんだ)。

日常の描き方が、私のイメージにあっている。

正しい。

例えば、のどかな物売りの声とか、主婦の家事の中に衣類を解いて洗い張りを(板張り)していたり、懐かしい情景が誠に心地よい。

 

門倉さんの杉浦直樹、さとこ並びにナレーションの岸本加世子、門倉夫人の岸田今日子、早稲田の学生の永島敏行、魅力的だ。

年月を置いて見るとドラマの魅力も変わってくる。

 

長い間見続けて目がくしゃくしゃ。

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