今日は、家にいると暖かくてこまごました用事が沢山片付いた。
その中で「つづくる」という(今は死語になっているかもしれない)仕事をした。
穴の空いた衣料などを糸で縫ったり当て布を足して塞ぐことをつづくるという。
今は穴が空いたら捨ててしまうのが普通になってしまった。
昔は靴下や足袋のつづくりは常だったし、セーターの肘の所ズボンの膝の部分に当て布をしてつづくる、というのもあった。
我が家に残っている木綿の風呂敷でも穴に当て布を貼って丁寧に縫ってある。
破れたからもう捨てなさい。
というようなことは決して無かったのだ。
だから私も断捨離しにくい。
私の衣類(特にセーター)はよく見ると小さな穴が空いている。
これは猫の所為で、出かけようとすると背中に登ってしがみつくから爪で細い糸を引っ張って穴を開けてしまうのだ。
特に薄手のセーターの被害が多い。
値段が高かったし気に入ってるセーターが被害に遭う。
残念でもったいない。
で、つづくる。
つづくっても新品にはならない。上からベストを着たりスカーフで隠したり・・・。
年老いて穴の空いたセーターを着ているのはみすぼらしいものだけど。
猫の所為で苦労をする。