聖書 箴言30:24、25
この地上には小さいものが四つある。
それは知恵者中の知恵者だ。
蟻は力のないものたちだが、
夏のうちに食料を確保する。
蟻は小さい弱い虫だが、私たちが学ぶべき知恵がある。
それは「時を知り、時に備える」ということである。
1、「時」を知る
蟻はカレンダーも知らないのに、食料がなくなれば冬の時を知り、働くべき夏のことを知っている。人間は蟻より遥かに知恵があるのに、1分1秒先が判らない。
だからにわかに起こる恐怖に怯え、その恐怖がどう展開するか判らないにで益々不安になる。
蟻から学ぶことは。
*時を定める神がおられる。
神の時は変えることはできない。
すべてのことには定まった時期があり、
天の下のすべての営みに時がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。 伝道者の書3:1、2
神の時が来ないなら重病でも死なない。しかし健康でも神の時が来れば死ぬ。
*事を成す前にそれが最もふさわしい時かどうかを静まって祈り求めよう。
人の営みは「神の時」によって動くからだ。
2、「時」に備える
蟻から学ぶ第二の知恵は「時に備える」ことである。
収穫を期待できない「冬」に備えて、今働くことである。
*失望せずに善を行いましょう。
あきらめずに続ければ、
時が来て刈り取ることになります。 ガラテヤ6:9
仕事も、祈りも、奉仕も・・・
*最後の死の時の救いのために備える。
「冬」が来ることはその通りだが、今から諦めないことだ。
最後の最後の「冬」の時に信仰告白した証人たちが数多くいる。
かれは望み得ない時に望みを抱いて信じ、
「あなたの子孫は、このようになる」
と言われていたとおり、
多くの国民の父となりました。 ローマ4:18(アブラハムのこと)