3日前の夜、急に冷え込んだ。
夜中になって寒いので、オイルヒーターをベッドの近くに寄せるために、コンセントを延長コードに差し込んで寝た。
猫も私も暖かくなって満足して熟睡した。
ところが、明け方5時頃異様な匂いに目が覚めた。
「これは何の匂いだろう?」と起きてクンクン嗅ぎまわった。
少し竹炭の様な、焦げくさくて酸っぱい匂い。
余り知らない匂いだった。
お手洗いには猫の砂トイレも有るので、匂い消しに籠に竹炭を入れて棚に置いてあって、湿度が高くて匂いがきついのか?
と、トイレでもクンクン嗅いだがトイレは臭わない。
起きて、ヒーターは消して、窓を開けて換気した。
夕方もう匂いは去ったかと思ったが、まだ臭っている。
部屋の隅から隅まで調べたら、どうも箪笥の向こうから臭ってくる。
そこで「ハッ」と気がついた。
箪笥の向こうを覗いたらそこが現場だった。
箪笥を移動して(こんな時は馬鹿力が出る。)見ると、
壁のも、延長コードのコンセントも黒く焦げていた・・・・(°_°)
オイルヒーターの差し込みコンセントには赤く注意書きがあって「延長コードに繋がない様に」とあった。
買った時はそれを知っていたのに、1昨日はぼけていた。
もうちょっとで火事になったかも知れなかった。
ショックの余り用事が手につかずしばらく震えていた。
目や耳は老化しているけれど、鼻の感覚臭覚がまだ正常に働いて目が覚めたのだ。
神様は匂いで私に危険を知らせてくださった。
私は守られていた・・・と思わず感謝のお祈りを捧げた。
娘が、電気屋を呼んで修理をしてもらった。
それから家中のコンセント、蛸足配線はないか、古い延長コードは無いか点検して回った。
※古い延長コードは使わない。
※コンセントはしっかり差す。
※電力の大きな電気製品は決して延長コードを使用しない。
※埃、湿気、も危険だそうだ。
(箪笥の向こうは猫の毛が沢山落ちていた・・・あゝ怖わ)
箪笥は処分することにした。
寝室にはベッドだけ置くことにする。
この2晩、ショックでよく眠れなかった。
皆様もどうぞ気をつけてください。