まだ嫌な咳が出るので、今日の礼拝はおやすみする。
久しぶりにスーパーへ買い物に行けた。
マスクをして帽子をかぶってダウンを着て行く。歩くと暖かく汗が出た。
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聖書の植物(17)ー「いちじく桑」
ザアカイがキリストを見たい為に登ったので有名な「いちじく桑」。
この木はいちじくという名が付いていても、果物のいちじくとは似ても似つかぬ10メートルにもなる大木である。
この木がザアカイに示したことは。
聖書 ルカ19:1-10
1、地位や富で人の心は満たされない
ザアカイはエリコという大きな町の税務署署長で金持ちであり、2
地位と富を得た成功者であった。
しかし、地位とか富にも全くかけ離れた生き方をしておられるキリストとはどんな人か?背が低く群衆に邪魔されるので、いちじく桑に登って会いたいと思った。3
これは彼が何か満たされないものを抱いていたことを示している。
金銭を愛する者は金銭に満足しない。
富を愛する者は収益に満足しない。
これもまた、むなしい、 伝道者の書5:10
神のなさることは、
すべて時にかなって美しい。
神はまた、人の心に永遠を与えられた。
しかし人は、神が行われるみわざを、
初めから終わりまで見きわめることができない。伝道者の書3:11
人の心には永遠の神を受け入れてこそ満足できる心の部屋があり、
そこに一時的な富や地位を入れても満たされないように出来ている。
2、木の上に離れていても、キリストには孤独なザアカイの心が分かること
いちじく桑は枝も太くて多く、沿道の群衆からも離れて見物できた。
多くの人に囲まれて歩くキリストに自分のことは到底分からない筈だったが、キリストはピタリと止まって、上を見上げて「ザアカイ」と呼ばれた。
場所も名前も心の中もご存知のキリストであった。
主よ。あなたは私を探り、
私を知っておられます。1
あなたこそは私のすわるのも、
立つのも知っておられ、
私の思いを遠くから読み取られます。2
あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、
私の道をこことごとく知っておられます。3
ことばが私の舌にのぼる前に、
なんと主よ。
あなたはそれをこことごとく知っておられます。4
あなたは前からうしろから私を取り囲み、
御手を私の上に置かれました。5
そのような知識は私にとって
あまりにも不思議、
あまりにも高くて、及びもつきません。6 詩篇139:1-6
3、高みの見物から降りるべきこと
ザアカイはいちじく桑の上から「高みの見物」のごとくキリストを見ていた。
しかしキリストは「急いで降りてきなさい」5 と言われた。
高い所から、自分が少しも変わろうとしない立場で見、学ぶだけでは何も起こらないのだ。
「降りて」キリストと交わることが必要である。