a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

暇な日

雨が一日中降っている。

今日はお風呂もリハビリもなくて暇である。
時々足の運動をしながら読書をする。
Aちゃんのご主人がお見舞いに下さった本「私を変えた聖書のみ言葉」を読んだ。15人のエッセイが掲載されている。
それぞれが、ある時目に留まったみ言葉が転機となったり生きる勇気が湧いて来る話で、どれも印象深い。
中でも詩人の島崎光正氏が書かれた「急いで下りてきなさい」。
ルカ19:1-10から。

エリコの街へイエスさまが来られることを知った取税人のザアカイが、大勢の人をかき分けいちじく桑の木に登ってイエスさまを見ようとした。
聖書では取税人は罪人とされていた。
イエスさまは大勢の人の中からザアカイを見つけ「ザアカイ降りて来なさい。今夜お前の所に泊まるから」と仰せになった。
どうしてイエスさまはザアカイを見つけられたか?
島崎氏はおっしゃっている。
ザアカイは熱心にイエスさまを見ようとした。
ザアカイは背が低かった。
特別なハンデ(弱さ)があるから、何千という群集の中で目を留められ、又イエスさまを求めて木に駆け上がる熱意とをイエスさまが目を止められたのだ。
島崎氏は先天性の障害を持たれている。

もう一つのエッセイ もザアカイさんを取り上げている。中年になって視力を失った元獣医師の九里謙一氏の「急いで降りて来なさい」は、大勢の中から先に希望が見えない盲目の自分に目を留めてくださったイエスさまを思い、立ち直れたと言う。


ベッドで寝ていると牧師先生に頂いた色紙のみ言葉の意味を聞かれる事がある。
うまく説明できない自分がもどかしい。